神戸姫路周辺でレーシック手術ができる病院6選!費用や失敗しない名医の選び方を解説

「神戸や姫路でレーシック手術を受けられるおすすめの病院が知りたい」

そんな方へ、この記事では兵庫県神戸市と姫路市周辺でレーシック手術ができる病院を6選紹介!レーシック手術で失敗しないための名医の選び方やレーシックにかかる費用、失明のリスクなどについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

2025/05/15 更新

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※1 レーシック・ICLなどの近視治療の合計数

※2 すべてのクリニックの合計数

※3 レーシック・ICLなどの近視治療の合計数

※ 情報が確認できなかった場合「ー」と表記

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編集部

この他にも術後検診の頻度や保証内容とその期間などを確認しておくと安心です。

代表的な保証内容 術後の通院費用無料期間を設けている
レーシック手術後1年ほどは定期的に検診のため通院が必要です。そのため、検診費用が無料の期間を設けているクリニックが多いです。

再手術の無料期間を設けている

レーシックは手術後、まれに短期間で近視が戻ることがあります。無料で再手術を行ってくれるクリニックもありますので確認しておくと安心です。

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編集部

クリニックによっては交通費の負担や託児所の設置など独自のサービスを行っている場合もあるためHPやカウンセリングの際に確認しましょう。

先進会眼科 大阪院

 

 

症例数  50,000件以上(*1)

術後検診  術後3年間無料

再手術  術後3年間無料

 

▼ 料金表

コース 料金
エクストリームレーシックコンフォート 220,000円(*2)
エクストリームレーシックマックス 320,000円(*2)
アイデザイン リフラクティブストゥーディオ 390,000円(*2)

 

▼先進会眼科がおすすめの人

手術費用を抑えたい方
感染症のリスクをできる限り0に近づけたい方
術後の保証内容が充実した病院を探している方

 

(*1)集計期間:2004年10月〜2025年4月

(*2)価格へすべて税込表示

品川近視クリニック 梅田院

 

 

症例数  1,385,142件 (*1)

術後検診  術後3年間無料

再手術  術後3年間無料

 

▼ 料金表

コース 料金
スタンダードZレーシック 220,000円(*2)
アマリス750Zレーシック 320,000円(*2)
アイデザイン Lext -レクスト- 349,000円(*2)

 

▼品川近視クリニックがおすすめの人

1日で検査から手術までを済ませたい方
万が一に備えて長期的な保証がある病院を選びたい方
小さなお子さんがいる方

 

(*1)集計期間:2004年10月〜2025年4月

(*2)価格へすべて税込表示

レイ眼科クリニック(兵庫県神戸市)

レイ眼科クリニックのおすすめポイント
術後検診代1年間無料、再手術代1年間無料

 

▼レイ眼科クリニックの特徴

清潔感のある広々とした院内が特徴的なレイ眼科クリニックは、患者への十分な説明と理解を心がけています。レーシック手術を受ける患者の不安に寄り添えるよう、看護師はもちろん、検査、受付に至るまで全スタッフがレーシック について理解しています。

土曜も夕方4時まで診療を行っているので、平日は忙しく週末しか時間がない方も通いやすいです。

 

▼料金表

コース 料金
レーシック 473,000

 

▼診療時間

 
9:00~11:30
14:30~17:00

 

▼アクセス

住所 兵庫県神戸市中央区神若通5丁目3-26
最寄り駅

春日野道駅より徒歩約5分

問合せ先 078-231-0170

 

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

遠谷眼科(兵庫県尼崎市)

遠谷眼科のおすすめポイント
術後検診代6ヶ月間無料⚪︎

 

▼遠谷眼科の特徴

遠谷眼科は1986年より開業、1999年よりレーシック手術を行っている兵庫県尼崎市の眼科です。阪急神戸線塚口駅徒歩3分の場所にあり、神戸からのアクセスも良く通いやすいです。

レーシックやICLなどの視力矯正手術はもちろん、ドライアイやものもらいなどの通常診察も受け付けているので、かかりつけ医としても通いやすいです。

 

 

▼料金表

コース 料金
レーシック 210,000

 

▼診療時間

 
8:30~11:30

 

▼アクセス

住所 兵庫県尼崎市塚口町1-10-31
最寄り駅

塚口駅北口より徒歩3分

問合せ先 06-6428-1515

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

※2022年5月現在:新型コロナウイルス感染拡大防止のため、レーシック、ICLはしばらく中止しています。

カトウ眼科(兵庫県川西市)

カトウ眼科のおすすめポイント
術後検診代6ヶ月間無料、再手術代無料(期間指定なし※1)

 

▼カトウ眼科の特徴

兵庫県川西市の眼科カトウ眼科は、神戸市の三宮駅から約1時間ほどの場所に位置してます。レーシックをはじめとした眼科治療はもちろん、目の周りのシワや、けいれんして目が開かない状態を緩和するための治療としてボトックス治療にも力を入れています。

神戸市内からは少し離れますが、レーシック手術と併せてボトックス治療の相談もしたい方にも対応しています。

 

▼料金表

コース 料金
レーシック 200,000

 

▼診療時間

 
9:00~11:30
15:00~18:30

 

▼アクセス

住所 兵庫県川西市栄町12-8 三宝ビル2F
最寄り駅

川西能勢口駅、川西池田駅

問合せ先 072-740-3811

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

駅ビル眼科フクナガ(兵庫県姫路市)

▼駅ビル眼科フクナガの特徴

駅ビル眼科フクナガは、姫路駅から徒歩2分の好立地に構えるレーシック手術ができる眼科クリニックです。レーシックのほかに多焦点眼内レンズを使った白内障手術・緑内障手術、オルソケラトロジー(就寝中に専用のレンズを着けて角膜の形状を変える屈折矯正方法)も行っています。

 

▼診療時間

 
9:00~12:30
14:30~19:00

※ ▲...14:30~17:00

 

▼アクセス

住所 兵庫県姫路市駅前町188-1ピオレ姫路本館6階
最寄り駅

姫路駅より徒歩2分

問合せ先 079-221-3628

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

※本記事は医療広告ガイドラインに則って執筆しております。

どこの病院でレーシック手術を受けるか決めるうえでは、術後のサポートの内容をチェックすることも重要です。術後のサポートの内容や期間は病院によってさまざまで、手術にかかる費用のみで病院を決めてしまうと、のちに「再手術代や追加でかかった費用を考えると、手術費用は少し高いけどあっちの病院の方がお得だった」なんてこともあるかもしれません。

 

▼この記事で紹介している病院のアフターサポートの一例

病院名 手術費用とアフターサポートの内容
品川近視クリニック 梅田院
(大阪府大阪市)
手術代:320,000円
術後検診の無料期間:10年間
再手術の無料期間:10年間
先進会眼科 大阪
(大阪府大阪市
手術代:198,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:ー
レイ眼科クリニック
(兵庫県神戸市)
手術代:473,000円
術後検診の無料期間:1年間
再手術の無料期間:1年間
遠谷眼科
(兵庫県尼崎市)
手術代:420,000円
術後検診の無料期間:6ヶ月間
再手術の無料期間:ー
カトウ眼科
(兵庫県川西市)
手術代:210,000円
術後検診の無料期間:6ヶ月間
再手術の無料期間:期間指定なし
駅ビル眼科フクナガ
(大阪府枚方市)
手術代:ー
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー

※ 費用は乱視なしの場合。公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記
※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます

 

例えば、この記事で紹介している病院の中で、手術にかかる費用に対してアフターサポート(術後検診・再手術の無料期間)が最も手厚いのは「品川近視クリニック 梅田院」となるわけです。

視力矯正方法にはレーシックのほかにも、目の中に直接レンズを移植するICL(眼内コンタクトレンズ)手術や就寝中に専用レンズを着け角膜の形状を矯正するオルソケラトロジーなど、患者の目の状態に合わせて多種多様な選択肢があります。そもそも自分の目にとって一番合う視力矯正がレーシックでなかった時に、最適な視力矯正方法を提案できる病院でないと、別の病院にたらい回しにされたり、最悪の場合はリスクについて十分な説明がされないまま手術を受け、術後に様々な合併症を伴う危険性もあります。レーシック手術で失敗しないためには、「レーシック」という一つの手段にとらわれず、患者の目に合わせてさまざまな視力矯正方法を提案できる病院を選びましょう。

 

▼神戸・姫路周辺の各病院が提案できる視力矯正方法

病院名 提案できる視力矯正方法
品川近視クリニック 梅田院
(大阪府大阪市)
LASIK(レーシック)
ICL(後房型眼内レンズ)
アルチザン(前房型眼内レンズ)
先進会眼科 大阪
(大阪府大阪市
LASIK(レーシック)
PRK
ICL(後房型眼内レンズ)
リレックス スマイル
オルソケラトロジー
レイ眼科クリニック
(兵庫県神戸市)
LASIK(レーシック)
ICL(後房型眼内レンズ)
IPCL(後房型眼内レンズ)
オルソケラトロジー
遠谷眼科
(兵庫県尼崎市)
LASIK(レーシック)
PRK
ICL(後房型眼内レンズ)
IPCL(後房型眼内レンズ)
オルソケラトロジー
カトウ眼科
(兵庫県川西市)
LASIK(レーシック)
ICL(後房型眼内レンズ)
IPCL(後房型眼内レンズ)
オルソケラトロジー
駅ビル眼科フクナガ
(大阪府枚方市)
LASIK(レーシック)
オルソケラトロジー

 

また、日本国内の現在の屈折矯正手術の国内シェアは、レーシック手術が大半を占めているものの、近年では減少傾向にあり、代わりにICL(眼内コンタクトレンズ)手術の件数が増加傾向にあります。下記の記事では、ICL手術について詳しく解説しているため、興味がある方は参考にしてみてください。

レーシックとは、エキシマレーザーと呼ばれる医療用レーザーを使い、角膜のカーブを削り屈折異常を矯正する視力矯正方法です。具体的には、メスやレーザーを使って角膜の表面に「フラップ」と呼ばれる薄いふたを作り、フラップをめくることで角膜実質層を露出させ、そこにエキシマレーザーを照射、角膜の形状に変化を与えることで、網膜に正しくピントが合うように屈折率を調整します。最後は「フラップ」が手術後の傷を覆うことになります。手術時間は、片目で約10分〜15分程度で手術中は、点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を行うのが一般的です。多くの場合、手術日より前の別日に適応検査を行い、合併症などのリスクがないかを確認します。

 

レーシックがエキシマレーザーを用いた屈折矯正手術として、日本国内で認可されたのは2000年で、その後は今日まで世界中の多くの方々に普及している視力矯正手術となっています。しかし、普及したばかりの当初は、医療器具の不十分な滅菌処理などが原因による感染性角膜炎の集団発生、過矯正による健康被害などが相次いで起こりました。これは、レーシック手術の経験が不十分でありながら参入してきた眼科医や当時の形骸化したライセンス制度による影響だったと言われています。

 

現在では、日本眼科学会により「屈折矯正手術のガイドライン」が作成され、手術に当たっての安全性確保のための留意点が示されています。

レーザーを照射して角膜の屈折率を変化させる矯正方法は、レーシックの他にも、PRK(ピーアールケー)、LASEK(ラセック)、ReLEx(リレックス)の大きく3種類があります。

 

▼レーシックとよく似た屈折矯正方法

手術名 レーシックとの違い
PRK(ピーアールケー)

角膜上皮を切除し実質層にレーザーを当てる。術後の痛みや視力の安定までに時間を要するのが欠点。

LASEK(ラセック)

アルコール等の薬品で角膜上皮をふやかすように柔らかくして薄皮を剥がしレーザーを照射する。

ReLEx(リレックス)

レーザーを当て角膜の内側に角膜片を作り、それを引き抜くことで屈折率を変える。

 

レーザーを使った屈折矯正手術の中で最初に考案されたのが「PRK(ピーアールケー)」です。PRKは、角膜上皮を切除させてから角膜実質層にエキシマレーザーを当てる手術方法で、角膜上皮が再生するまでの数日間は痛みを伴う点と術後に視力が安定するまでに非常に長い時間が必要という点の2つの欠点がありました。この欠点を解消するために考案されたのが、フラップ(ふた)を作成することで術後に傷を覆うことができる「LASIK(レーシック)」です。

 

また、PRKから派生した「LASEK(ラセック)」という手術方法も考案されました。ラセックは、希釈したアルコールを角膜上皮に30秒程度ひたすことで、角膜上皮を遊離させ、角膜実質層にエキシマレーザーを当てた後に、遊離させた角膜上皮を元の位置に戻す方法です。ラセックは、角膜が薄い場合でも施術が可能のため、適応検査で「レーシックができない」と判断された場合に勧められる矯正方法の一つです。ReLEx(リレックス)は、先に挙げた3つとは大きく異なり、レーザーを当てることで角膜の内側に「レンチクル」と呼ばれる角膜片を作り、それを小さな切開創から抜くことで角膜の内側を空洞上にし、屈折率を変えます。ReLEx(リレックス)は、フラップの作成の有無で「ReLEx SMILE(リレックススマイル)」と「フレックス(FLEx)」2種類に分かれ、現在は、フラップの作成が不要な「ReLEx SMILE(リレックススマイル)」が主流です。

 

ここまで、レーシックとよく似た屈折矯正方法を3つ解説しましたが、一概に「この施術方法が最も優れている」というのはありません。病院で実施される適応検査を受け、自分の目に最も適している施術方法を見つけましょう。

レーシックの手術費用は、フラップ(ふた)の作成方法によって大きく変動します。マイクロケラトームと呼ばれる電動メスを使用してフラップを作成する場合、比較的安価に施術が可能ですが、フェムトセカンドレーザーと呼ばれるレーザー機器を使用してフラップ作成をする場合は、比較的高額な費用になります。

 

▼フラップの作成方法

使用機器 特徴
マイクロケラトーム

角膜をスライスしてふたを作るための電動メス。感染症対策として、先端部分は基本的に使い捨てが推奨される。比較的安価に施術が可能。

フェムトセカンドレーザー

マイクロケラトームに代わるフラップ作成方法として使用されるレーザー。患者の状態に合わせてフラップの厚みや角度を作成でき、より安全で精度が高いフラップ作成が可能。

 

例えば、品川近視クリニックの料金表を例に挙げると、厚生労働省が認可するフェムトセカンドレーザー機器「イントラレース」を使用する「品川イントラレーシックアドバンス」は158,000円(税込)に対し、マイクロケラトームを使用する「スタンダードレーシック」は75,000円(税込)と半値以下の価格設定となっています。一概に費用だけを比較するのではなく、こういった施術内容を確認した上でどのコースにするか決めましょう。

レーシック手術によって削った角膜を元の状態に戻すことはできません。そのため、遠方が見えすぎてしまう過矯正には充分な注意が必要です。目が過矯正の状態になると、頭痛やめまい、吐き気、眼精疲労を引き起こす危険があります。また、消費者庁 国民生活センターの発表によると、事故情報データバンクに寄せられたレーシック手術による危害情報80件のうち、最も多い症状が「過矯正による遠視」と報告されています。下記では、同発表で報告された事例を一部抜粋し紹介します。(※1)

 

▼消費者庁が公表するレーシックによる遠視被害の事例

 

"レーシックによる角膜の削り過ぎで遠視にされ、目の周りの筋肉が常時痛む。眼科にて両眼視検査を行い、外斜位(※2)11が発覚した。プリズムレンズ(※3)の遠視眼鏡、目薬等で多少の軽減はするものの、毎日痛みでつらい。"
(平成19年2月手術 男性 30歳代)

 

"インターネットで有名人が出ている広告を見て眼科を訪れ、レーシック手術を受けた。手術後、遠視になってしまい、頭痛や目の痛み、吐き気があり仕事ができない。"
(事故発生年:平成25年 女性 30歳代)

 

"家族がもらったクーポン券を使ってレーシック手術を受けた。手術後、目の表面や 奥の痛み、めまい、まぶしさ、焦点が合わないなどの障害が起きた。3Dの画像を一 日中見ているような状態で、吐き気もひどい。遠くは見えるが近くが見えづらく、パソコンを使う仕事に支障を来している。"
(事故発生年:平成25年 女性 40歳代)

 

また、同庁が2013年11月に実施したレーシック手術経験者600名を対象としたアンケート調査(※4)では、レーシック手術後に「希望した視力になった」が74.3%(446人)に対し、「希望した視力に届かなかった」が13.0%(78人)、「一旦は希望した視力になったが、元の視力に戻ってしまった」と「矯正され過ぎた」がそれぞれ5.0%(30 人)という回答になりました。

 

これらの事例を踏まえ消費者庁では、「矯正の目標として、裸眼視力1.2や1.5を目指すのではなく、やや控えめの視力目標を設定した方が、過矯正による遠視問題を避けることができる」と助言をし、「軽度の近視は老視になったときに有利である」とも述べています。

 

角膜の削り過ぎによる遠視被害を避けるためには、「理想の視力よりも少し近視気味の状態でとどめる」という選択もいいかもしれません。

 

※1 期間:2009年度〜2013年11月8日
※2 片眼を隠した際に、隠された方の目が潜在的により遠方を見ようとし、目標物より外側を向く症状
※3 左右の視線のズレを補正するレンズ
※4 対象:20~60歳代のレーシック手術経験者600人、実施年:平成 25年11月

 

参照:

レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう!-希望した視力を得られないだけでなく、重大な危害が発生したケースもあります-

レーシック手術後に、一時的なドライアイの状態が続く場合があります。これは、手術によって一時的に視神経が損傷され、涙が出にくくなるためです。ドライアイの状態が続く期間は、個人差はありますが、半年から1年ほどと言われています。また、術後に「ハロー・グレア」といわれる、夜間や暗い場所で光のギラつきやまぶしさを感じたり、信号の光などがぼやけて見えたりする症状が出る場合があります。ハロー・グレアが起こる原因は、夜間に瞳孔が開くと目に入る光の量が多くなり、角膜を削った部分とそうでないところに多少の屈折力の違いが発生するためです。

 

消費者庁 国民生活センターによると、こういった術後に起こりうる体調不良について医療機関から十分な説明を受けないまま手術が実施されてしまう事例が報告されています。下記では、その中で報告された事例を一部抜粋し紹介します。(※1)

 

▼消費者庁が公表するレーシック術後の体調不良の事例

 

"レーシック手術を宣伝している眼科医院に行き、手術を受けた。手術前にリスクの説明はなかった。手術後、視力は両目とも 0.8~1.0 くらいになったが、ドライアイになり、10 分ごとに目薬をつけないと目を開けていられないような状態である。事前にリスクを聞いていれば手術はしなかった。"
(事故発生年:平成22年 女性 40歳代)

 

"インターネットで近所の病院を見付け、手術を受けた。術後、目に違和感が出て見え方もおかしくなり、目が痛み、乾くようになった。現在、地元眼科で症状を緩和するための眼薬を処方してもらっている。広告は、メリットばかりをうたい、手術を受ける前も危険性についての十分な説明がなかった。"
(事故発生年:平成18年 男性 20歳代)

 

また、同庁実施のレーシック手術経験者600名を対象としたアンケート調査(※2)では、「手術後に視力以外の症状や不具合が生じている」と回答した人の割合が43.2%(259人)にものぼり、「光がにじんだりギラギラしたりするようになった」16.5%(99人)が最多で、次点が「ドライアイが続いている(6ヶ月以上)」13.8%(83人)となりました。

 

これらの結果を受け消費者庁では、「ハロー・グレアやドライアイは術後長期間持続することもあるため、手術前に、可能性のある合併症と問題点について十分に説明を受け、理解し、同意しておく必要がある。 」と助言をしています。

 

メリットなどの甘い言葉で巧みに契約まで持っていくような悪質な病院には気をつけましょう。また、「安心LASIKネットワーク」に入会している病院から選ぶことで、そういった悪質な病院を避けることに繋がります。

 

※1 期間:2009年度〜2013年11月8日
※2 対象:20~60歳代のレーシック手術経験者600人、実施年:平成 25年11月

 

参照:レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう!-希望した視力を得られないだけでなく、重大な危害が発生したケースもあります-