千葉周辺でレーシック手術ができる病院10選!費用や失敗しない名医の選び方を解説

「千葉でレーシック手術を受けられるおすすめの病院が知りたい」

そんな方へ、この記事では千葉周辺のレーシック手術ができる病院を8選紹介!レーシック手術で失敗しないための名医の選び方やレーシックにかかる費用、失明のリスクなどについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

2025/05/19 更新

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※1 レーシック・ICLなどの近視治療の合計数

※2 すべてのクリニックの合計数

※3 レーシック・ICLなどの近視治療の合計数

※ 情報が確認できなかった場合「ー」と表記

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編集部

この他にも術後検診の頻度や保証内容とその期間などを確認しておくと安心です。

代表的な保証内容 術後の通院費用無料期間を設けている
レーシック手術後1年ほどは定期的に検診のため通院が必要です。そのため、検診費用が無料の期間を設けているクリニックが多いです。

再手術の無料期間を設けている

レーシックは手術後、まれに短期間で近視が戻ることがあります。無料で再手術を行ってくれるクリニックもありますので確認しておくと安心です。

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編集部

クリニックによっては交通費の負担や託児所の設置など独自のサービスを行っている場合もあるためHPやカウンセリングの際に確認しましょう。

先進会眼科 東京院

 

 

症例数  50,000件以上(*1)

術後検診  術後3年間無料

再手術  術後3年間無料

 

▼ 料金表

コース 料金
エクストリームレーシックコンフォート 220,000円(*2)
エクストリームレーシックマックス 320,000円(*2)
アイデザイン リフラクティブストゥーディオ 390,000円(*2)

 

▼先進会眼科がおすすめの人

手術費用を抑えたい方
感染症のリスクをできる限り0に近づけたい方
術後の保証内容が充実した病院を探している方

 

(*1)集計期間:2002年11月〜2025年1月

(*2)価格へすべて税込表示

品川近視クリニック 東京院

 

 

症例数  1,385,142件 (*1)

術後検診  術後3年間無料

再手術  術後3年間無料

 

▼ 料金表

コース 料金
スタンダードZレーシック 220,000円(*2)
アマリス750Zレーシック 320,000円(*2)
アイデザイン Lext -レクスト- 349,000円(*2)

 

▼品川近視クリニックがおすすめの人

1日で検査から手術までを済ませたい方
万が一に備えて長期的な保証がある病院を選びたい方
小さなお子さんがいる方

 

(*1)集計期間:2004年10月〜2025年4月

(*2)価格へすべて税込表示

新宿近視クリニック(東京都新宿区)

新宿近視クリニックのおすすめポイント
院長がICLインストラクター
術後検診3ヶ月間無料、再手術代3年間無料
症例実績29,842件(*)

 

▼料金表

コース 料金
iFSイントラレーシックオプティマイズ 154,000
Vario Design(バリオデザイン)レーシック 209,000

 

※ 症例実績:〜2024年12月末までの実績

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

▼近視治療で10万症例以上の実績

新宿近視クリニックは、累計104,524件(2024年12月末時点)の視力矯正手術実績を持っています。特にICL手術においては29,842件の症例数を記録しており、全国的に見てもトップクラスの規模です。新宿近視クリニックの症例数の多さは、それだけ多くの患者がこのクリニックを選び、信頼してきた証といえます。

 

▼術前〜術後まで一貫して眼科専門医が対応

大手のクリニックでは、手術の執刀は眼科専門医が行うものの、術前のカウンセリングや術後の検診はカウンセラーや専門医以外の医師が担当する場合があります。しかし、新宿近視クリニックでは、初回のカウンセリングから手術の執刀、そして術後の定期検診に至るまで、すべて眼科専門医が対応します。そのため、患者一人ひとりに適した治療を提案できる点が魅力の1つです。

 

▼万が一の再手術も1年間の定期検診も無料

新宿近視クリニックでは、手術後に視力が再度低下してしまった場合には、再手術無料保障を利用できます。レーシックならメニューによって1~3年間、ICLは3年間まで保障があるため、長期的なケアが可能です。さらに、術後1年間は検診代や処方される薬も無料で、期間内であれば何度でも検診を受けることが可能です。

ふくおか眼科クリニック中野(東京都中野区)

ふくおか眼科クリニック中野のおすすめポイント
院長がICLエキスパートインストラクター
再手術代6ヶ月間無料(レンズ位置修正は3年間無料)

 

▼料金表

コース 料金
レーシック(乱視なし) 396,000
レーシック(乱視あり) 396,000

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

吉野眼科クリニック(東京都台東区)

吉野眼科クリニックのおすすめポイント
術後検診代3ヶ月間無料

 

▼吉野眼科クリニックの特徴

 

吉野眼科クリニックは事前検査に複数回の問診と10個以上の検査項目を設けており、患者の目がレーシックに適するか否かを入念にチェックしてくれる点が特徴です。また、4,000件以上の眼科手術を手掛けた院長をはじめ、実績豊富な医師が対応しています。

 

▼料金表

コース 料金
プラノ・スキャンレーシック 350,000

 

▼診療時間

 
10:00~13:00
15:00~18:30

 

▼アクセス

住所 東京都台東区上野1-20-10 風月堂本社ビル6階
最寄り駅

JR御徒町駅より徒歩3分
上野駅より徒歩8分

問合せ先 03-3839-5092

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

南青山アイクリニック東京(東京都港区)

南青山アイクリニックのおすすめポイント
ICLエキスパートインストラクターが在籍
術後検診代3ヶ月間無料

 

▼料金表

コース 料金
ICL(乱視なし) 730,000
ICL(乱視なし) 830,000

 

▼診療時間

 
9:30~12:00
14:00~17:30

 

▼アクセス

住所 東京都港区北青山3-3-11 ルネ青山ビル4階
最寄り駅

外苑前駅から徒歩4分
表参道駅から徒歩4分

問合せ先 03-5772-1451

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

お茶の水・井上眼科クリニック(東京都千代田区)

お茶の水・井上眼科クリニックのおすすめポイント
術後検診代6ヶ月無料

 

▼お茶の水・井上眼科クリニックの特徴

 

お茶の水・井上眼科クリニックは、老眼治療用のレーシック手術に対応した施設です。角膜の薄い方や格闘技をしている方に対応した治療法も用意しており、総じて多くのニーズに応えたクリニックといえます。他所でレーシック手術を断られた経験のある方にも対応できるクリニックです。最寄り駅から徒歩1分なので、レーシックの手術後に欠かせない定期検診も便利です。通勤やお出かけのついでに通えます。

 

▼料金表

コース 料金
エキシマEX500レーシック 352,000

 

▼診療時間

 
8:30~16:30

 

▼アクセス

住所 東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルディング18階
最寄り駅

新御茶ノ水駅より徒歩1分
御茶ノ水駅より徒歩5分

問合せ先 03-3295-0243

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

聖路加国際病院 眼科(東京都中央区)

▼聖路加国際病院の特徴

 

聖路加国際病院のレーシック手術は視力の異常だけでなく、像のぶれや光のまぶしさといった微細なゆがみも同時に治療します。そのため、クリアな視野を得られ術後の不具合の可能性も少ないです。また、これほど高精度な治療でありながら、手術は約1分のレーザー照射で対応します。スタッフおよび手術に新しい設備を備え、最近では一部の網膜疾患に対しては抗血管内皮増殖因子療法(抗VEGF療法)という薬物治療も行なっています。治療に経験豊富なスタッフが、病状に合わせた治療を実施。専門知識と機器を生かしたしっかりとした診断のもとで行われています。

 

▼料金表

コース 料金
LASIK 330,000

 

▼診療時間

 
13:00~16:00

※ 完全予約制

 

▼アクセス

住所 東京都中央区明石町9-1
最寄り駅

築地駅より徒歩7分
新富町駅より徒歩8分

問合せ先 03-5550-7050

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

杉田眼科(東京都葛飾区)

杉田眼科のおすすめポイント
術後検診代6ヶ月間無料

 

▼料金表

コース 料金
LASEK(ラセック) 298,000

 

▼杉田眼科の特徴

 

杉田眼科は、エキシマレーザーによる近視矯正手術ラセックを取り入れ、手術費用は片目100,000円、両目198,000円です。(術後6ヶ月までの診察代を含む)術後検診も半年まで無料のため、予算に余裕が気になる方に対応しています。

 

▼診療時間

 
8:30~12:30
13:30~17:30

※ ▲...8:30〜13:00

 

▼アクセス

住所 東京都葛飾区東金町3-19-1
最寄り駅

金町駅北口より徒歩約3分

問合せ先 03-5660-1611

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

松本眼科(茨城県取手市)

▼松本眼科の特徴

 

松本眼科は千葉県柏市のすぐ隣に位置する取手市駅前にある眼科クリニックです。白内障手術を始め、レーシック、有水晶体眼内レンズ(ICL)、オルソケラトロジー、そのほか目の病気に関する検査や手術などに幅広く対応しています。オンライン診療も可能で、眼科専門医9名が在籍しているので眼に関する不安や手術について相談できるのも心強いポイントと言えます。


またレーシックにおいては、他院にて手術を受けたあとに不具合が生じてしまった場合の再手術も行っています。術後の不明点や不安点についても丁寧なカウンセリングを行ってくれるのは頼もしいですね。

 

▼料金表

コース 料金
レーシック 202,000

 

▼診療時間

 
9:00~11:30
14:30~17:00

 

▼アクセス

住所 茨城県取手市中央町2-25 取手iセンタービル2F
最寄り駅

取手駅より徒歩1分

問合せ先 0297-74-5224

 

 

※ 料金はすべて税込

※ 料金は両眼施術した際の費用

どこの病院でレーシック手術を受けるか決めるうえでは、術後のサポートの内容をチェックすることも重要です。術後のサポートの内容や期間は病院によってさまざまで、手術にかかる費用のみで病院を決めてしまうと、のちに「再手術代や追加でかかった費用を考えると、手術費用は少し高いけどあっちの病院の方がお得だった」なんてこともあるかもしれません。

 

▼この記事で紹介している病院のアフターサポートの一例

病院名 手術費用とアフターサポートの内容
品川近視クリニック 東京院
(東京都千代田区)
手術代:158,000円
術後検診の無料期間:5年間
再手術の無料期間:5年間
吉野眼科クリニック
(東京都台東区)
手術代:350,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:1年間は20,000円で再手術可能
南青山アイクリニック東京
(東京都港区)
手術代:420,000円
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー
先進会眼科 東京
(東京都新宿区)
手術代:198,000円
術後検診の無料期間:3ヶ月間
再手術の無料期間:1年間
お茶の水・井上眼科クリニック
(東京都千代田区)
手術代:352,000円
術後検診の無料期間:6ヶ月間
再手術の無料期間:ー
聖路加国際病院 眼科
(東京都中央区)
手術代:330,000円
術後検診の無料期間:6ヶ月間
再手術の無料期間:6ヶ月間
杉田眼科
(東京都葛飾区)
手術代:298,000円
術後検診の無料期間:6ヶ月間
再手術の無料期間:ー
松本眼科
(茨城県取手市)
手術代:202,000円
術後検診の無料期間:ー
再手術の無料期間:ー

 ※ 費用は乱視なしの場合。公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記
 ※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます

 

例えば、この記事で紹介している病院の中で、手術にかかる費用に対してアフターサポート(術後検診・再手術の無料期間)が最も手厚いのは「品川近視クリニック 東京院」となるわけです。

視力矯正方法にはレーシックのほかにも、目の中に直接レンズを移植するICL(眼内コンタクトレンズ)手術や就寝中に専用レンズを着け角膜の形状を矯正するオルソケラトロジーなど、患者の目の状態に合わせて多種多様な選択肢があります。そもそも自分の目にとって一番合う視力矯正がレーシックでなかった時に、最適な視力矯正方法を提案できる病院でないと、別の病院にたらい回しにされたり、最悪の場合はリスクについて十分な説明がされないまま手術を受け、術後に様々な合併症を伴う危険性もあります。レーシック手術で失敗しないためには、「レーシック」という一つの手段にとらわれず、患者の目に合わせてさまざまな視力矯正方法を提案できる病院を選びましょう。

 

▼千葉周辺の各病院が提案できる視力矯正方法

病院名 提案できる視力矯正方法
品川近視クリニック 東京院
(東京都千代田区)
LASIK(レーシック)
ICL(後房型眼内レンズ)
アルチザン(前房型眼内レンズ)
吉野眼科クリニック
(東京都台東区)
LASIK(レーシック)
PRK
ICL(後房型眼内レンズ)
アルチフレックス(前房型眼内レンズ)
オルソケラトロジー
南青山アイクリニック東京
(東京都港区)
LASIK(レーシック)
PRK
ICL(後房型眼内レンズ)
リレックス スマイル
オルソケラトロジー
先進会眼科 東京
(東京都新宿区)
LASIK(レーシック)
PRK
ICL(後房型眼内レンズ)
リレックス スマイル
オルソケラトロジー
お茶の水・井上眼科クリニック
(東京都千代田区)
LASIK(レーシック)
PRK
ICL(後房型眼内レンズ)
聖路加国際病院 眼科
(東京都中央区)
LASIK(レーシック)
LASEK(ラセック)
PRK
ICL(後房型眼内レンズ)
杉田眼科
(東京都葛飾区)
LASEK(ラセック)
ICL(後房型眼内レンズ)
アイクリル(後房型眼内レンズ)
オルソケラトロジー
松本眼科
(茨城県取手市)
LASIK(レーシック)
ICL(後房型眼内レンズ)
リレックス
オルソケラトロジー

 

また、日本国内の現在の屈折矯正手術の国内シェアは、レーシック手術が大半を占めているものの、近年では減少傾向にあり、代わりにICL(眼内コンタクトレンズ)手術の件数が増加傾向にあります。下記の記事では、ICL手術について詳しく解説しているため、興味がある方は参考にしてみてください。

レーシックとは、エキシマレーザーと呼ばれる医療用レーザーを使い、角膜のカーブを削り屈折異常を矯正する視力矯正方法です。具体的には、メスやレーザーを使って角膜の表面に「フラップ」と呼ばれる薄いふたを作り、フラップをめくることで角膜実質層を露出させ、そこにエキシマレーザーを照射、角膜の形状に変化を与えることで、網膜に正しくピントが合うように屈折率を調整します。最後は「フラップ」が手術後の傷を覆うことになります。手術時間は、片目で約10分〜15分程度で手術中は、点眼麻酔(目薬タイプの麻酔)を行うのが一般的です。多くの場合、手術日より前の別日に適応検査を行い、合併症などのリスクがないかを確認します。

 


レーシックがエキシマレーザーを用いた屈折矯正手術として、日本国内で認可されたのは2000年で、その後は今日まで世界中の多くの方々に普及している視力矯正手術となっています。しかし、普及したばかりの当初は、医療器具の不十分な滅菌処理などが原因による感染性角膜炎の集団発生、過矯正による健康被害などが相次いで起こりました。これは、レーシック手術の経験が不十分でありながら参入してきた眼科医や当時の形骸化したライセンス制度による影響だったと言われています。

 


現在では、日本眼科学会により「屈折矯正手術のガイドライン」が作成され、手術に当たっての安全性確保のための留意点が示されています。

レーザーを照射して角膜の屈折率を変化させる矯正方法は、レーシックの他にも、PRK(ピーアールケー)、LASEK(ラセック)、ReLEx(リレックス)の大きく3種類があります。

 

▼レーシックとよく似た屈折矯正方法

手術名 レーシックとの違い
PRK(ピーアールケー)

角膜上皮を切除し実質層にレーザーを当てる。術後の痛みや視力の安定までに時間を要するのが欠点。

LASEK(ラセック)

アルコール等の薬品で角膜上皮をふやかすように柔らかくして薄皮を剥がしレーザーを照射する。

ReLEx(リレックス)

レーザーを当て角膜の内側に角膜片を作り、それを引き抜くことで屈折率を変える。

 

レーザーを使った屈折矯正手術の中で最初に考案されたのが「PRK(ピーアールケー)」です。PRKは、角膜上皮を切除させてから角膜実質層にエキシマレーザーを当てる手術方法で、角膜上皮が再生するまでの数日間は痛みを伴う点と術後に視力が安定するまでに非常に長い時間が必要という点の2つの欠点がありました。この欠点を解消するために考案されたのが、フラップ(ふた)を作成することで術後に傷を覆うことができる「LASIK(レーシック)」です。また、PRKから派生した「LASEK(ラセック)」という手術方法も考案されました。ラセックは、希釈したアルコールを角膜上皮に30秒程度ひたすことで、角膜上皮を遊離させ、角膜実質層にエキシマレーザーを当てた後に、遊離させた角膜上皮を元の位置に戻す方法です。ラセックは、角膜が薄い場合でも施術が可能のため、適応検査で「レーシックができない」と判断された場合に勧められる矯正方法の一つです。「ReLEx(リレックス)」は、先に挙げた3つとは大きく異なり、レーザーを当てることで角膜の内側に「レンチクル」と呼ばれる角膜片を作り、それを小さな切開創から抜くことで角膜の内側を空洞上にし、屈折率を変えます。ReLEx(リレックス)は、フラップの作成の有無で「ReLEx SMILE(リレックススマイル)」と「フレックス(FLEx)」2種類に分かれ、現在は、フラップの作成が不要な「ReLEx SMILE(リレックススマイル)」が主流です。

 

ここまで、レーシックとよく似た屈折矯正方法を3つ解説しましたが、一概に「この施術方法が最も優れている」というのはありません。病院で実施される適応検査を受け、自分の目に最も適している施術方法を見つけましょう。

レーシックの手術費用は、フラップ(ふた)の作成方法によって大きく変動します。マイクロケラトームと呼ばれる電動メスを使用してフラップを作成する場合、比較的安価に施術が可能ですが、フェムトセカンドレーザーと呼ばれるレーザー機器を使用してフラップ作成をする場合は、比較的高額な費用になります。

 

▼フラップの作成方法

使用機器 特徴
マイクロケラトーム

角膜をスライスしてふたを作るための電動メス。感染症対策として、先端部分は基本的に使い捨てが推奨される。比較的安価に施術が可能。

フェムトセカンドレーザー

マイクロケラトームに代わるフラップ作成方法として使用されるレーザー。患者の状態に合わせてフラップの厚みや角度を作成でき、より安全で精度が高いフラップ作成が可能。

 

例えば、品川近視クリニックの料金表を例に挙げると、厚生労働省が認可するフェムトセカンドレーザー機器「イントラレース」を使用する「品川イントラレーシックアドバンス」は158,000円(税込)に対し、マイクロケラトームを使用する「スタンダードレーシック」は75,000円(税込)と半値以下の価格設定となっています。一概に費用だけを比較するのではなく、こういった施術内容を確認した上でどのコースにするか決めましょう。

また、同庁が2013年11月に実施したレーシック手術経験者600名を対象としたアンケート調査(※4)では、レーシック手術後に「希望した視力になった」が74.3%(446人)に対し、「希望した視力に届かなかった」が13.0%(78人)、「一旦は希望した視力になったが、元の視力に戻ってしまった」と「矯正され過ぎた」がそれぞれ5.0%(30 人)という回答になりました。

 

これらの事例を踏まえ消費者庁では、「矯正の目標として、裸眼視力1.2や1.5を目指すのではなく、やや控えめの視力目標を設定した方が、過矯正による遠視問題を避けることができる」と助言をし、「軽度の近視は老視になったときに有利である」とも述べています。

 

角膜の削り過ぎによる遠視被害を避けるためには、「理想の視力よりも少し近視気味の状態でとどめる」という選択もいいかもしれません。

 

※1 期間:2009年度〜2013年11月8日
※2 片眼を隠した際に、隠された方の目が潜在的により遠方を見ようとし、目標物より外側を向く症状
※3 左右の視線のズレを補正するレンズ
※4 対象:20~60歳代のレーシック手術経験者600人、実施年:平成 25年11月

 

参照:レーシック手術を安易に受けることは避け、リスクの説明を十分受けましょう!-希望した視力を得られないだけでなく、重大な危害が発生したケースもあります-