大阪でICL手術ができる病院8選!費用や失敗しない名医の選び方を解説
「大阪でICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受けられるおすすめの病院が知りたい」 そんな方へ、この記事では大阪のICL手術ができる病院を8選紹介!ICL手術で失敗しないための名医の選び方やICLとレーシックの違い、ICLにかかる費用、失明のリスクなどについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
2024/03/09 更新
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病院名 | 所在地 | 有資格者 |
アイクリニック東京 | 東京都 | 北澤世志博 院長 |
ふくおか眼科クリニック中野 | 福岡佐知子 院長 | |
山王病院アイセンター | 清水公也 院長 | |
南青山アイクリニック東京 | 三木 恵美子 副院長 | |
めじろ安田眼科 | 安田 明弘 院長 | |
代官山アイクリニック | 五十嵐章史 院長 | |
宮田眼科 東京 | 神谷和孝 医師 | |
先進会眼科 名古屋 | 愛知県 | 市川一夫 医師 |
中京眼科 | ||
名古屋アイクリニック | 中村友昭 院長 小島隆司 医師 |
|
フジモト眼科 | 大阪府 | 藤本可芳子 院長 |
眼科こがクリニック | 熊本県 | 古賀貴久 院長 |
どこの病院でICL手術を受けるか決めるうえでは、術後のサポートの内容をチェックすることも重要です。なぜなら、術後にレンズのサイズや度数が合わず再手術が必要となるケースが実際にあるからです。また、アフターサポートの内容や期間は病院によってさまざまで、手術にかかる費用のみで病院を決めてしまうと、のちに「再手術代や追加でかかった費用を考えると、手術費用は少し高いけどあっちの病院の方がお得だった」なんてこともあるかもしれません。
▼この記事で紹介している病院のアフターサポートの一例
病院名 | 手術費用とアフターサポートの内容 |
品川近視クリニック 梅田院 (大阪府大阪市) |
手術代:460,000円 術後検診の無料期間:3年間 再手術の無料期間:3年間 |
よしだ眼科クリニック (大阪府大阪市) |
手術代:450,000円 術後検診の無料期間:3ヶ月間 再手術の無料期間:3ヶ月間 |
むさしドリーム眼科 大阪府大阪市) |
手術代:600,000円 術後検診の無料期間:1年間 再手術の無料期間:ー |
フジモト眼科 (大阪府大阪市) |
手術代:600,000円 術後検診の無料期間:3ヶ月間 再手術の無料期間:ー |
先進会眼科 大阪 (大阪府大阪市) |
手術代:460,000円 術後検診の無料期間:3ヶ月間 再手術の無料期間:1年間 |
おおしま眼科クリニック (大阪府高槻市) |
手術代:600,000円 術後検診の無料期間:6ヶ月間 再手術の無料期間:ー |
西眼科病院 (大阪府大阪市) |
手術代:600,000円 術後検診の無料期間:6ヶ月間 再手術の無料期間:ー |
ホワイティうめだ眼科クリニック (大阪府大阪市) |
手術代:550,000円 術後検診の無料期間:6ヶ月間 再手術の無料期間:ー |
※ 費用は乱視なしの場合。公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記
※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます
例えば、この記事で紹介している病院の中で、手術にかかる費用に対してアフターサポート(術後検診・再手術の無料期間)が最も手厚いのは「品川近視クリニック 梅田院」となるわけです。
ICL手術を受けるうえで、病院の手術実績(=症例数)を確認するのもとても大切です。病院によっては、ホームページで症例数を公表している場合もあります。また、病院自体の手術実績のほかに、執刀医の経歴なども見ておくとなお安心です。この記事では、大阪府内でICL手術が受けられる8の病院が各ホームページで公表している症例数を下記のように表でまとめ、随時更新しています。
▼この記事で紹介している各病院が公表している症例実績(最終更新日:2024年2月)
病院名 | 公表している症例実績 |
品川近視クリニック 梅田院 (大阪府大阪市) |
5,837件 (2024年2月時点) |
よしだ眼科クリニック (大阪府大阪市) |
ー |
むさしドリーム眼科 (大阪府大阪市) |
ー |
フジモト眼科 (大阪府大阪市) |
1,714件 (2006年〜2023年) |
先進会眼科 大阪 (大阪府大阪市) |
13,460件 (2002年11月1日〜2023年3月31日※1) |
おおしま眼科クリニック (大阪府高槻市) |
1,714件 (2006年〜2023年) |
西眼科病院 (大阪府大阪市) |
ー |
ホワイティうめだ眼科クリニック (大阪府大阪市) |
ー |
※ 公式サイトに記載がない場合は「ー」と表記
※ クリックすると記事内の各病院紹介へ飛びます
※1 全国の先進会眼科全体の実績(公式サイトを参照)
レーシック手術は、眼科専門医であれば特別な資格を必要とせず施術を行うことができますが、ICL手術は眼科専門医であると同時に、「ICL認定医」という資格を持っている医師しか施術することができません。厚生労働省の「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、日本全国の眼科医は13,639人とされ、そのうち「ICL認定医」の数は明確なデータはありませんが2021年時点では250名前後と言われています。
つまり、日本全国の眼科医のうち、ICL手術を実施できる医師はわずか1.8%になります。なぜ、ICL手術に関してここまで厳格な認定医制度が設けられたかというと、過去に起きたレーシック手術による集団感染事件が影響しています。これは、2008年から2009年の間に東京都中央区「銀座眼科」で起きた、67名もの被害者を出した大規模医療ミスで、この集団感染の原因の一つとして、「元院長が経営効率や営利を重視し手術器具の滅菌をしなかったり、角膜を切開するブレードを使い回したりと基本的な衛生管理を怠ったままレーシック手術を実施していたことによるもの」と言われています。こういったレーシックで起きた悪い過去を繰り返さないために、ICL手術は厳しい認定医プロセスを経た、有資格者しか実施することができないようになっているのです。
レーシックとICLは、矯正できる度数の対象が違います。日本眼科学会が作成する「屈折矯正手術のガイドライン」によれば、レーシック手術が対象とする矯正量の限度は原則6Dとなっています。しかし、近視矯正の場合のみ、患者への十分な説明と納得があるかつ、手術を実施するのに十分な角膜厚があれば-10Dまで実施が可能です。一方、ICLが対象とするのは6D以上の近視で、-3D以上-6D未満の中等度近視と-15D以上の最強度近視には「慎重に対応する」と書かれています。
つまり、基本的にはレーシックは軽度〜中程度近視を対象とし、ICLは強度近視を対象としているため、対象となる矯正量が違うのです。
▼近視の一般的な分類
- 軽度近視(近視度数:−0.5D〜−3D)
- 中等度近視(近視度数:−3.25D〜−6D)
- 強度近視(近視度数:−6.25D〜−10D)
- 最強度近視(近視度数:−10.25D以上)