【ICL手術が怖い！】術後の痛みや後遺症は？手術中に目は見える？【ICLの不安・疑問を解消】

インターネットでICL手術と検索すると怖い・痛いなどの文字が一緒に検索されるので、危険なものや怖いものとイメージをする人も多いはずです。実際にICL手術をしている人から話を聞けば不安も減りますが、身近にICL手術を受けた人がいなければ不安は増えるばかりです。

ICLなどの眼の手術で万が一何かが起きた場合、失明をイメージしてしまう人もいます。しかし、ICL手術は安全性の高い手術です。過剰に怖がる必要はありません。

この記事ではICL手術がどのような手術なのか、詳しく説明します。ぜひ参考にして、不安や疑問を解消してください。

これまでにICL手術を受けた人は、どのような想いでICL手術を受けたのか気になりますよね。ここでは、ICL手術に満足している人の口コミと、満足できなかった人の口コミを紹介します。これからICL手術を考えている人は、参考にしてください。

また各クリニックの口コミについては以下の記事でも取り上げていますので、気になるクリニックがある方は合わせてチェックしてみてください！

友達にICL手術の経験者がいると心強く、安心して施術ができますね。こちらの方はICL手術によって裸眼での視力が1.5まで回復しているとのことです。これまでとは見える世界も異なるので、きっと日常生活も楽しく感じるはずです。

また口コミにもある通り、手術さえすれば完了ではなく術後のケアと日頃から目を大切にすることを忘れてはいけません。医師の助言を守り、ICL手術後は目を休める時間をさらに増やす必要があります。

こちらの方は、術後5年経過しても2.0の視力をキープしているとのことです。ICLは近視戻りが出にくく長期的な効果があるのが魅力です。手術中には圧迫されるような痛みがあったようですが、痛みの強さは個人差があります。

ICL手術に納得がいかない場合や、術後の経過に問題がある場合、ほとんどのクリニックで対応してくれます。ささいな違和感であっても、すぐに相談をしてください。

この方は過矯正の状態になっている可能性があります。過矯正とは「近視を矯正しすぎた状態・遠視の状態」です。元の状態よりもよく見え過ぎていると、目が疲れやすくなり、口コミの方のように頭痛などの体調不良が発生する場合があります。

ですが、このように問題が生じた場合でもクリニックに相談すればレンズの入れ替えなどの再手術が可能なので、問題が生じた際は必ずクリニックに相談してください。クリニックによっては保障期間を設けているところもあるので、事前にリスクについても理解してから検討しましょう。

ICL手術中や術後の痛みが心配な人はとても多いです。ここでは痛みや麻酔、手術後の見え方などについて、ICL手術の気になる点を詳しく解説します。

眼科手術における麻酔は「点眼麻酔」といわれる点眼薬を使った麻酔を使用します。注射や全身麻酔ではないので、「眼球に注射を打つのでは？」と不安に感じていた方は安心してください。また、痛さや手術への不安が強い人には「笑気麻酔」が用いられます。笑気麻酔は鎮静・睡眠・鎮痛作用のある笑気の吸入で、リラックスして手術を受けられます。

ICL手術中は点眼麻酔や笑気麻酔が効いているので痛みはありません。意識・感覚はありますが痛覚はない状態です。ICL手術中に感じる代表的な眼の違和感は、目を押されるような圧迫感があります。これは手術に使用する目を固定する器具やレンズを入れる際に感じるようです。

ICL手術中は目だけに麻酔をするため意識があります。そのため手術中の様子が見えてしまうのではと不安になるかもしれません。しかし、手術は眼球に光を当てながら行うので常に視界がはっきりせず手術器具やメスによる切開の様子は見えない状態です。

ICL手術で行われる切開は3mm程度です。出血を伴う傷ではないので安心してください。またICL術後は目が赤く充血したような状態になりますが、目が赤くなってしまった場合も数日で元に戻るので心配不要です。

ICL手術自体は不安を感じるものではないと分かったと思いますが、術後の心配点もたくさんあります。手術後に気になる問題について確認していきます。

• ICL手術後に痛みはある？
• ICL手術後に後遺症は出る？
• ICL手術で失明する可能性はない？
• ICL手術のレンズはずれたり取れたりしない？

ICL手術後の痛みはほとんどありません。手術直後は目が赤くなったり、痛みや違和感が出たりする場合もありますが問題なく日帰りで済む程度です。クリニックによっては鎮痛剤の処方もあります。また術後数日間は目がゴロゴロするといった違和感を感じる人もいますが、こちらも1週間程度で治ります。

ICL手術に限らず、デリケートな部位の手術には少なからず後遺症やリスクがともないます。ですがほとんどの場合で後遺症が出てもクリニックでの対応が可能です。ここではどのような症状があるのかについて詳しく解説します。

ハログレアは視力回復手術を受けた際に起きる、後遺症の1つとされています。その症状は、光がにじんで見える、または光の周囲がぼやけて見えるなどの症状になり、光を異常にまぶしく感じてしまいます。ハログレアの症状は、一時的に出る場合がありますが、多くは数ヶ月以内で治ります。

ただし、ICL手術で使用されるレンズは元々ハログレアになりにくい特性があります。90%の紫外線をカットする効果があるので瞳へのダメージも少ないです。このように、そもそもハログレアが出る可能性が低いため、過度に心配する必要はありません。

レンズの度数が合わない問題が起きる可能性があります。ICL手術後に過矯正や低矯正などレンズが合わない場合、求めていた視力を得られない可能性があります。レーシック手術を受けても視力が回復していない場合には、医師と相談してレンズの取り外しやレンズ交換を検討してください。

ICLの手術後一時的に、眼圧の上昇がみられる可能性があります。理由として、出血や炎症が原因だといわれています。ほとんどの場合は自然に落ち着いてきますが、眼圧が下がらない場合には点眼薬での治療が必要です。

長期間眼圧が高い症状が続いてしまうと、緑内障のリスクがあるので、最悪の場合にはレンズを取り出す必要があります。

角膜内皮細胞は加齢などによっても減少しますが、ICLなどの目の手術でも減少する可能性があります。角膜内皮細胞とは、5層からなる角膜の最も内側にある層を構築する細胞です。極端に数が減ると、角膜が濁り視覚障害を引き起こします。

術後に目の炎症が起き、それが長引くことも角膜内皮細胞の減少につながります。術後は患部を清潔に保ち、医師の指導に従って体調管理しましょう。

ICL手術の後は、手術の傷口から感染症に感染する可能性があります。術後の眼はとてもデリケートな状態なので、通常では感染しないような感染症を起こしてしまう可能性が高くなります。1週間ほどで目の状態は元に戻りますが、完全な状態になるまでは1ヶ月はかかります。

術後の感染症として考えられるものは以下の通りです。紹介した以外の感染症もあるので、医師の指示を守って感染症に注意した生活を送ってください。

• 結膜炎
• 急性角膜浮腫
• 持続性角膜浮腫
• 眼内炎
• 眼孔異常

ICLやレーシックで手術する部位は失明に繋がる箇所ではないため、ICL手術自体に失明のリスクはありません。しかし、手術中や手術後のケアを怠ったことが原因で感染症を引き起こしてしまうと、失明に繋がるリスクはゼロではありません。信頼できるクリニック・医師を選ぶと同時に、手術後は必ず医師の指示に従って過ごしてください。

通常の生活を送っている限りはレンズが外れたり取れたりする心配は不要です。ただし、乱視の方あるいはスポーツなどで目に対して激しい衝撃を受ける方は、レンズがずれたり回転してしまう可能性があります。乱視の方や激しいスポーツを行う方にはそれぞれ適した対処法が必要です。

以下の記事で詳しく解説しているので、合わせてぜひ参考にしてみてください。

ICLで使用されるレンズは、手術後10年20年にわたってレンズの交換がいりません。基本的にICL手術後に大きなトラブルが発生する可能性は非常に低いため、安心して使い続けられます。

また加齢による老眼・白内障・緑内障などが起きる可能性がありますが、これらがICL手術の影響で起きることはありません。もし疾患が起きた場合は、レンズを取り外しての治療が可能です。

ICL手術を受ける場合は少しでもリスクを回避し、安心して受けられるところがいいですよね。ここでは後悔しないクリニック選びのためのおすすめポイントを解説していきます。クリニックを決める際の検討材料の1つにしてみてください。

ICL手術を受けるためには、ICL認定医のいるクリニックの受診が必要です。ICL手術は認定医資格がないと手術ができません。認定医資格にもランクがあるので、認定医資格をチェックしてからクリニック選びをしてください。

• ICLエキスパートインストラクター
• ICLインストラクター
• ICL認定医

安心してICL手術ができるクリニックはホームページに症例数が記載されているので、確認が可能です。医師別で記載されている場合は、医師ごとに確認し、執刀医を指名できるか相談してください。

ホームページ以外にも「病院名　ICL手術　口コミ」などの検索でも実際に手術を受けた人の声が聞けるので、確認してみてください。

後遺症やリスクをしっかりと説明してくれるかどうかは、クリニック選びにおいてとても重要です。後遺症やリスクを理解した上で手術を受けるようにしてください。

説明などで納得ができない場合、検査結果で手術に問題が生じる可能性がある場合には、手術を受けない選択肢もあります。勢いで決めず、慎重に検討しましょう。

術後のアフターケアを保証しているクリニックがほとんどです。保証期間がクリニックごとに設けられており、平均は1年～3年ですが、10年と長期保証を提供しているクリニックもあります。

保障内容は、視力が回復しなかった場合や感染症などの際の再手術や治療、定期健診費用などになります。それ以外にもクリニックごとにアフターケアの内容が異なるので、チェックが必要です。

ICL手術は保険適用にはならず、医療保険の支払い対象にもなりません。自由診療でレーシック手術と比べても費用が高額です。納得できる金額であるか確認した上でICL手術を受けてください。

ICL手術の金額は自由診療なのでばらつきがあります。ホームページで価格を調べる必要があります。費用とクリニックの対応をチェックして、後悔しないクリニックを選ぶようにします。

ICL・レーシック手術は保険適用外の自由診療になります。保険の適用にならないので、全額実費になりその費用も高額です。ですが、医療費控除の対象となり、確定申告で申告すると所得税等が軽減されます。ICL・レーシック手術もこの対象になるので、確定申告をしましょう。

ICL・レーシック手術の手術前検査は、適応検査を行います。ICL・レーシックそれぞれ2~3時間程度の事前検査です。検査には共通部分とICLのみの検査があります。

• 角膜形状解析
• 角膜内皮細胞検査
• 瞳孔径
• 多角的屈折検査
• 角膜厚測定
• 細隙灯顕微鏡検査
• 眼圧測定
• 自覚的屈折検査
• 眼底検査

ICLのみで行う検査

• WTWの精密検査
• 前房深度検査

一概にいえるものではありませんが、それぞれにメリットとデメリットがあります。無料相談会や事前検査を実施してどの治療が適しているか医師と相談してみましょう。